アルプスの少女ハイジを見て子供の頃からの念願の夢だった、スイスでのウェディングが実現しました。 旅行中ずーっと快晴でとても恵まれていたと思います。撮ってきた写真もキレイにクリアすぎて、友人らに「これ写真パネルの前でとったんちゃうの?」といわれるくらいでした。
ルツェルンでは現地TVクルーに取材され、ホテルの室内でルツェルン観光局から届いた手紙を読んでいるシーンを撮影しました。そのため部屋もゴージャスなスィートルームにチェンジされていてビックリ!!すごいです、お姫様気分。 街を観光している様子も撮影されました。 この撮影、実はドイツのTV局が「最近日本人がヨーロッパまで結婚式を挙げに来ているらしい」というのを聞き、スイス観光局に取材できるカップルがいないか打診して、私達が取材を受ける事になりました。なんと、日本を出発するところから撮影されました。
ウェディング当日、用意されていたブーケが、とってもかわいいデザインで感激!ヘアピース用のお花も思っていた以上にキレイに作ってくださいました。 ヘアの人はイタリア系スイス人って感じですが、日本人をよく担当してるとの事。片言英語で話しかけても、フランス(ドイツ)語で話してきたりするので、あまり細かい事は伝えられなさそうです。事前に写真やイメージを固めておくべきですね。 ただ、扱いは慣れていらっしゃって、私のようなストレートで堅い日本人髪質でも問題なくやってくれました。まじめでいい人でした。なにより憧れのオードリーヘップバーンがスイスで挙式をしたときのヘアスタイルにしていただいて感激(ルネッサンスの方に写真を事前に送ったら、当日そのヘアスタイル用にヘッドピースを用意してくださっていて木目細かいサービスに驚きました) メークは頼んでいなかったのですが、みなさんがぞくぞくとやって来て「じっくりメーク直しをする時間がない〜!」っていったら「何とかするわ!」とメークさんがメークをし始めました!!「日本人は目を大きくするのが好きなの」って、目の周りを思いっきり強調(あぁ〜外人メイクになっちゃった〜!)少しびっくり。
新郎もデジカメから解放されやっと身仕度して式本番。教会(式場?)の外で簡単な説明の後、突然始まりました。中に入った瞬間、特別な空気につつまれ感動して涙が出てきました。 式はエレクトーンの音楽とともにドイツ語で進み、誓いの言葉は、Yes,I will(新郎)と、Yes(新婦)。お別れのあいさつで牧師さんに外国式Kissをしたら、誤って3回目になぜか唇にしてしまって…「花嫁とKissしたのは初めてだぁ〜」とオロオロ。「今度する時はだんなさんに了解をとってからにするよ〜」 式の最後、感動してまた涙が出ました〜! 式が終わってシャンパンで乾杯〜!急にリラックスしてしまいました。本当におとぎ話にでてくる、かわいいお城で大満足。スイスの中でも最も美しい勝景地の一つだそうです。対岸の街がかすかに見えて幻想的で美しかったです。鳥のさえずりがずっと響き渡っていて、緑の中、理想的なウェディングシーンでした。
ルツェルン観光局のイリーさん、日本人係員の方、牧師さん、お城の人、通訳のプロバラさん(ドイツテレビ局が手配してくださった方)、すごくハートフルで楽しくウエディングをする事ができました。 2人きりのウェディングのはずが、取材されたことによってTVで何万人もの人に見ていただけるなんて不思議な気分です。私達もこれを宝物に末永く幸せに過ごしていきたいと思います。 幸せをプレゼント出来るお仕事って本当に素敵ですね。常に早い対応で、親身になって下さったので、ルネッサンスにお願いして良かったと本当に思います。